ビル管理者向け!季節ごとの清掃豆知識 ④

清掃

2025年11月29日

【年末清掃のチェックリスト】
ビル管理者が優先すべき共用部のポイント

1. なぜ年末清掃が重要なのか?

1年の汚れをリセットする年末清掃は、単なる「見た目の美化」だけではなく、建物の価値維持と安全管理の観点からも重要です。
特にビルの共用部は、不特定多数の人が利用するため、汚れや摩耗が集中します。
汚れを放置すると劣化が進み、床材や壁材の寿命が短くなるだけでなく、清掃コストの増大にもつながります。

2. 年末に優先して清掃すべき共用部5選

ビル管理者として年末に重点的に清掃すべき共用部を整理しました。効率的な清掃計画を立てる際の参考にしてください。

① 床(エントランス・廊下)
ワックスがけや高圧洗浄を行うことで、光沢と耐久性を回復します。

② ガラス・サッシ
外壁面のガラス清掃は建物の印象を決める重要ポイントです。

③ トイレ・洗面所
1年の汚れを除去し、臭気・カビ対策を強化します。

④ 階段・手すり
見落とされがちですが、利用頻度が高く衛生面でも重要な場所です。

⑤ 機械室・バックヤード
定期清掃でホコリや油汚れを除去し、設備の安全運転をサポートします。

これらは「外から見える部分+実際に触れる部分」の両方をバランスよくカバーすることがポイントです。

3. 清掃を効率的に進める3つのコツ

年末清掃は限られた期間で行うため、効率化が鍵となります。

① 優先順位を決める:
美観・安全・衛生の観点から、重要度の高い場所を先に計画する。

② 清掃スケジュールを早めに確保:
12月中旬以降は予約が集中するため、11月中の手配が理想です。

③ 定期清掃とスポット清掃を使い分ける:
年末は「普段できない箇所」を中心に依頼するのが効果的です。

4. 弊社の取り組み(清掃に特化した年末サポート)

弊社では、オフィスビル・商業施設・マンション共用部などを対象に、年末特別清掃プランを実施しています。
現場環境に応じて、以下のような清掃を組み合わせてご提案しています。

・ 床のワックス剥離洗浄・再塗布
・ 高所・外壁ガラス清掃
・ トイレ・水回りの清掃
・ カーペット・タイル床の機械洗浄
・ エントランスの清掃

作業前後の写真報告書をお渡しし、「見える清掃」「効果が伝わる清掃」を徹底しています。
単発のご依頼から定期契約まで柔軟に対応いたします。

5. まとめ:清掃は「締めくくり」と「新年の第一印象」

年末清掃は、建物を美しく保つだけでなく、利用者・来訪者に「整った施設」という安心感を与えます。新しい年を迎える前に、共用部を中心とした計画的な清掃を実施し、気持ちよくスタートを切りましょう。

「清掃はコストではなく、価値を守る投資」
年末こそ、清掃の力で建物の印象をリセットしましょう。