夏型過敏性肺炎とカビ

カビ除去・カビ対策

2022年8月22日

夏型過敏性肺炎とは

 「カビ」の一種であるトリコスポロンが、体内に入ることで引き起こるアレルギー反応です。

 トリコスポロンは自宅で繁殖する「カビ」であり、流行時期は6月~10月といわれています。

 症状が夏風邪と似ているため、市販の風邪薬で済ませてしまいがちですが、1週間以上症状が続いた場合、夏型過敏性肺炎の可能性を疑った方が良いかもしれません。

こんな症状には注意

 夏型過敏性肺炎は、主に自宅の「カビ」が原因であるため、外出時は症状が収まり、帰宅すると症状が戻るという特徴があります。

 何年にもわたって、夏になると同じ夏風邪のような症状を繰り返しているなかで、旅行や帰省・出張などで自宅外の場所に数日滞在した時には症状がでない、でも自宅に戻るとまた症状が出るようになる。また、務めている人の場合、職場にいる時は調子が良いのに帰宅すると症状がでてしまう。

 このような症状がある方は、呼吸器科などの専門医に、一度きちんと調べてもらうことをおすすめします。

夏型過敏性肺炎の対策

 夏型過敏性肺炎と診断された時の一番の対策は、カビを除去し、カビが再繁殖しない環境を整えることです。

 カビ(トリコスポロン)は、高温多湿で活発になるため、キッチンや浴室等の水回りや、エアコン内部、布団等で良く繁殖すると言われています。

 カビの繁殖しやすい水回りは念入りに掃除し、こまめな換気を行う、布団は天日干しをして表面のホコリを取り除く等の、カビ除去対策をおすすめします。また、エアコンにすでにカビが発生していると思われる場合(エアコンをつけると咳き込むなど)は、当社(京葉ビルサービス)のような専門業者にエアコン内部の掃除を依頼した方が良いでしょう。

 それでも、カビの繁殖が収まらない場合、床下にカビが発生している可能性があります。

 見えない床下にカビが繁殖しているため、換気システムにより床下から建物全体にカビの胞子が飛散してしまいます。そのため、水回り等のカビ対策をしてもカビが再度繁殖してしまうこともあるのです。

 カビを根こそぎ退治し再発率を抑えたいと考えているのでしたら、ぜひこちらまでご相談ください。  カビ除去の専門知識を持ったスタッフが対応させていただきます。