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空き家の困りごと|空き家を相続した際によくある悩み②
空き家管理
2026年8月10日
前回、親が住んでいた家を相続した際によくある悩みごとのうち、相続登記・遺品整理・売却・賃貸の悩みの解決方法を掲載しましたが、引き続きその他のよくある悩みごとの解決方法を紹介します。
狭すぎるなどで使い道がない・活用予定がない
家や土地を相続したものの、立地や敷地面積などの関係で、売却したり賃貸物件にしたりしても需要が見込めないという場合もあるでしょう。しかし、所有している以上、固定資産税はかかってくるので何とか処分したいと悩む方も多くいます。そのような場合は、相続後、活用予定のない土地を手放して国庫に帰属させることができる「相続土地国庫帰属制度」の利用を検討するとよいでしょう。建物が建っていない土地であるなどの条件はあるものの、宅地だけでなく田畑、森林なども国に引き渡すことができます。審査料は土地1筆につき14,000円かかり、審査に通過したら、管理費用(負担金)として原則20万円(宅地の場合)がかかりますが、どちらも一度だけの支払いで、不要な土地を処分できます。ただ、例外もありますので確認が必要です。
相続土地国庫帰属制度の相談先は法務局です。土地が所在する場所の管轄法務局で相談するのが基本ですが、土地が遠方にある際は、相談は近くの法務局でも可能です。支局や出張所では相談はできませんので注意ししてください。
相談には事前予約が必要です。予約をしないと制度の概要の説明しか受けられず、個別の土地についての相談ができないので必ず予約をしてください。予約はインターネット上の「法務局手続案内予約サービス」から可能です。相談は、窓口での対面、電話以外にもWEBでの相談ができます。
また、相談自体は申請者本人以外の、家族や親族でも代わりに受けられます。
活用方法が決まるまでの管理をどうするか悩んでいる
子が複数いる場合などは相続の仕方についての協議が必要なことがあります。人数が多い、住んでいるところが遠いといったときには、話し合いの場を設けるだけでも大変な労力がかかります。相続する遺産や、相続人の数によっては、年単位で協議が必要になることもあるでしょう。
そのようなときに注意しなくてはならないのは、空き家は傷むのが早いということ。誰が相続するかが決まっていなくても、適切に管理を行わなくては、どんどんと家屋は傷み、虫や害獣が侵入する可能性があります。また、庭の植木が生い茂っていたり、郵便物があふれていたりすると、人の出入りががないことが周囲に知られ、不法投棄場所にされたり、放火のターゲットにされたりすることもあります。
空き家を管理せず、「倒壊の恐れがある」「管理されていなくて景観を損なっている」「衛生上問題がある」「周辺環境のために放置しておくことが不適切」などの状態になると、自治体から「管理不全空き家」または「特定空き家」と指定され、土地の固定資産税の優遇が受けられなくなりますので注意が必要です。
管理できない空き家は業者に管理を依頼しよう
空き家が遠方で年に1,2度しか訪問できないなどの場合には、空き家の管理を業者に依頼することを検討してください。信頼できる空き家管理業者を選ぶポイントを紹介します。
➀建物内部のチェックもしてもらえる
空き家の傷みが早いのは、人の出入りがなく換気が行われないことが大きな要因です。業者に依頼する際には郵便物や施錠のチェックといった外からの管理だけでなく、建物の中に入って換気や通水も行ってくれるところがおすすめです。
②定期的なレポートがもらえる
管理状況の報告については、写真だけの場合、異常がないときは毎回同じようなものになってしまうので、動画での報告をしてもらえる業者がよいでしょう。動画であれば本当に玄関の鍵が閉まっているかポストに郵便物はたまっていないかといった確認もしやすいですし、窓を開ける様子、水道から一定時間水を流す様子なども、作業開始から終了までがリアルに確認できます。訪問したくてもできない人も多い中で、疑似的にではあっても、その場にいるような気持にもなれますので、満足度は高くなるでしょう。
③売却や賃貸物件にすることの相談もできる
空き家の管理は、将来的な売却や活用のために行うものです。固定資産税の優遇があるといっても一定の金額はかかりますし、空き家管理サービスの利用にも費用がかかるので、使用する予定がないのなら、売却をするか一度更地にしてアパートを建てるなどの活用を検討する必要があります。管理の代行はあくまで一時的に委託するものですので、売却や建て替えの相談も合わせてできる業者を選ぶとよいでしょう。
④業者が直接管理作業をする
空き家管理サービスを利用する上で重要なのは知名度ではなく、実際のサービス内容です。業者によっては企業規模を問わず管理作業を外注しているところがあります。管理作業が外注されるとトラブル発生時に自分に連絡が来るのが遅れたり、責任の所在があいまいになって対応の遅れが発生したりする可能性があるので、そのような業者はあまりおすすめできません。
「京葉ビルサービス」の空き家サポートは、建物内部のチェック・動画でのレポート・社員による管理作業を行っています。また、宅地建物取引業者として不動産相談業務も行っています。
空き家に関する悩みごとがありましたら、是非ご相談ください。
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